平成21年9・12月定例県議会【報告】
『1.はじめに』
  夏季の天候が不順であったために、稲を始めとした農作物の生育が心配されましたが、秋にかけて回復し、比較的順調に経過してきております。国においては景気の回復を指差しておりますが、本県においては鉱工業生産や個 人消費、そして雇用情勢いずれも厳しい状況が続いております。また先の衆議院選挙においては自民党政権から民主党政権へ移行し、これまでの方針を大きく変更し政権運営を行いつつあります。特に補正予算や来年度(平成22年)の概算要求シーリングを白紙にもどしており、これまでの作業を元にもどし新たな方針のもと国政運営を行うこと としております。しかし政権交代そのものは国民の意思であったにしても、民主党のマニフェストに対する支持率は6.8%と極めて低く、9月16日に民主党政権が発足以来県議会においては10年間の長期計画や、平成22年度の計画の審議がされておりますが、国の地方財政計画等を中心とした地方自治体に対する政策が全く見えず、一方向の議論が多かったように思われた。
『2-星川県議12月定例会予算特別委員会質問』
12月16日(水)星川県議予算特別委員会において星川県議は質問に立ち、山形県政において最も重要な課題について担当部長と議論を交わ しました。北庄内、酒田市、遊佐町に関係するところの農林水産業、そして景気や雇用に大きく影響するところの製造業や酒田港の動き、ま た交通事故については、高齢者の事故対策について活発に議論を交わし、各部長の誠意ある答弁をいただきました。以下その項目について記載しました。
1.農林水産業の再生について(農林水産部長)
 (1)農林水産業元気再生戦略の目標実現に向けた取組みについて
 (2)園芸分野における今後の取組みについて
 (3)産学官連帯による研究開発の取組み状況について
 (4)産業クラスター事業の成果について
2.高齢者の交通事故防止について(警察本部長)
3.酒田港の利用について(商工労働労働観光部長)
 (1)利用状況について
 (2)酒田港周辺企業の物流動向について
4.自動車自動車産業の動きと酒田港の利用拡大について
 (1)東北地方に地方における最近の自動車産業の動向について
 (2)本県の自動車関連企業の動向と自動車関連企業誘致の状況について(商工労働観光部長)
 (3)本県及び東北における自動車部品製造企業の動向について(商工労働観光部長)
  @自動車部品製造業の動向と酒田港の利活用状況について
  A部品輸送の状況について
 (4)国道47号線及び陸羽東西線の整備について(土木部長)
 (5)ポートセールスの取組みについて(商工労働観光部長)
5.有機EL構想の今後の進め方について(商工労働観光部長)
6.観光振興について(商工労働観光部長)
 (1)「天地人」等の観光客数と経済効果について
 (2)今後の観光施策について
『3-星川県議総務常任委員会』
 21.10.6(火)21.10.7(水)の2日間にわたって開催され、初日6日は約1時間にわたって執行部より議案の説明が行われ、その後今回条例として提案されている副知事1人制に対する議論が集中的に行われました。昼をはさみ3時間に及び各委員による議論が積極的に行われた。
 星川県議は昨年度の2月定例県議会において吉村知事が当選まもない時期に2人副知事を1人にしたい旨の意見を述べている。平成21年度に提出した知事2人制は落選した斎藤前知事がそれまで1人制であっ た副知事をジェット機に例えてメーンエンジンを知事がつとめ、2人のサブエンジンを副知事にして山形県政を推進していくとして、条例を2人制に改正し県議会の議決を経て条例としたものであり、知事の交代によってその都度条例を変えることは法の普遍性からも極めて不適正であります。しかし新知事 が県政運営に支障をきたさないよう、またいつまでも議論を長引かさせることのないように副知事1人制に同意したものであります。また星川県議は委員会の中で、国の政権交代による地方自治体への影響 や、国の出先機関の対応の変化についても質問を行った。国では前政権で行った平成22年度予算の概算要求シーリングを白紙に戻したことや、これまでの景気雇用対策のための各地方自治体に配布された補助金の執行されてない分をすべて取り上げていることに対する本県の対応についてどのような影響がでてきているか、すでに来年度の予算の方針や考え方が提案されている中で、国の方針や地方財政計画が明らかになっていない現在、予算審議が遅れる可能性を指摘した。 
                 
『4-防衛議員連盟視察』
21.7.10(金)防衛議員連盟 陸上自衛隊神町駐屯地視察研修
 かねてから予定されておりました、自衛隊研修視察は議会を9:30にマイクロバスで出発10:00駐屯地に到着しました。直ちに師団長他3名上級幹部に挨拶を行い、続いて6師団研修室にて師団幹部の概要説明を拝聴した。当日は特に曇り空で風が強く、ヘリ搭乗が心配されましたが、関係者の配慮により直ちに6師団司令部前からフライトが開始され、地元自衛隊と山形県のきずなを太くした。

21.8.10(月) 庄内総合支庁地域議員議会  
 11義員が出席。日照不足などで生育や病害虫被害への不安が広がっている「つや姫」をはじめとする 農作物の状況について、粕谷博志農業技術普及課長は「7月の日照時間は平年の72%だが、出穂期は平 年並みか一日遅れだ。生産者に十分ないもち病対策を呼び掛けている。つや姫は葉いもち病に強い品種 で大丈夫と思うが、今後の栽培管理が必要だ」と述べた。酒田港の定期コンテナ航路貨物取扱量の見通 しについて、粕谷政雄港湾事務所長は「昨年は6,052個(20フィートコンテナ換算)。今年1月〜7月間 で2,730個で、この状況では年間4,700個ほどになる状況だ。助成制度や減免措置などをアールし、特 に内陸の利用向上を図りたい」などと答えた。

21.9.8(火)〜9.11(金) 県外視察
 県議会を10:15出発し山形空港より千歳空港に到着。直ちに北海道釧路支庁に飛行機で行く予定であっ たが空港会社から機材(飛行機)の整備が間に合わず鉄道便で行くことになった。予定では3:00には釧 路に到着予定であったが、キャンセル。直ちに厚岸に向った。到着は7:00を過ぎ周辺は暗闇につつまれていた。翌日9月9日(水)厚岸町 町長、議長のあいさつ説明を受け10:00頃厚岸町を出発。北方領土返還のための施設や記念碑等がある根室に向った。車窓から見える風景は北国らしくえぞ松や赤えぞ松、そして一位(おんこ)の木と海岸線の向こうにはロシア領になっている北方四島が目と鼻の先にみえる。目の前に見える、自分の故郷をうばわれた島民にとっては、非常に残酷なことである。改めて早期反還の実現のために行動することを互いに誓いあった。

21.11.4(水)〜11.6(金) 決算特別委員会
 平成20年度決算に対する特別委員会がH21.11.4〜11.6に行われました。決算特別委員会は9月定例会の最終日に設置され、各常任委員会に相当する分科会、総務分科会、建設分科会、厚生文化分科会、商工労働観光分科会、文教公安分科会、農林水産分科会に分れ11月4日、11月5日それぞれの分科会において審議が行われました。星川県議は総務分科会に所属し、おもに平成20年度決算の山形県財政運営の基礎となる県税収入全般にわたって質疑を行った。
その結果平成20年度の県税収入は落ち込みが目立っており税金の未収金対策を含め県税収入の落ち込み対策等について質問しました。

   北海道納沙布岬            「でん六豆」会長鈴木伝六氏        記念碑「島を還せ」
                       寄贈の四島返還を願う碑の前にて
『5-おわりに』
  国の政権交代後間もない県議会であり陳情活動や意見書についても、これま での県政課題の大きな事案を新政権に対して再提出し再確認する方向に動いていた。特に景気雇用対策、高速道路網の整備促進、穴あきダムの建設等々多岐 にわたった。しかし民主党政権は評論によると自民党政権に対しては「いやだ 」と言ったが民主党のマニフェストに対し「大賛成」の方向で投票したのではないと言う。つまり民主党政権がマニフェストにこだわって政権運営をされたのでは国民が不安な材料を多くかかえるように感じてならない。早期に景気が回復し国民生活が安定してもらいたいものである。                       


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